2012年5月26日

【謝辞と解説】ありがとう 16bit Cafe !


先日は【16bit cafe 1st anniversary "COMPENT"】 に
皆様多数のご来場ありがとうございました!

最初に素敵な場所を提供して下さったLounge Vio
そしてオーガナイザーとしてご尽力されました*にと*さん
お話とご縁をつなげて下さった会長桜井さんに深く感謝致します。

すでにご承知の方は相棒のブログの方である程度の内容をご覧になられたと思います。
私の方では改めてサウンド面などの詳細を中心に解説報告致します。

【セットリスト解説】 
1.Theme from Genesis Oscillator(16bit Ver.)
この手の音楽の永遠のテーマである「機械化人間」「人間機械」 
から発せされるイメージを下にした曲です。
イントロで今回のイベントタイトルをしゃべってますが
あまりお解りにならなかったかもしれません。
あとのマシンボイスはFL Studioのspeech synthです。
2.PARADOX(2012 Ver.)
少し懐かしい感じの曲です。
私がディスコへ行っていた頃のサウンドを今風に解釈してます。
年代ごとにトランスゲートのアレンジが微妙に違っています。
3.Sunrise(16bit Ver.)~洛陽(Short Ver.)
イントロのリフが朝日を浴びてドライブするようなイメージだったので
このタイトルをつけたと記憶してます。
今回は途中でグリッチ風にビートを破壊してます。
本当はリアルタイムで加工したかったのですが、
セッティングの都合でオートメーションとしました。
つなげた後半の曲は和風とソンクラーベを融合しています。
もちろんイメージは京都。ソロが延々と狂おしく続きます。
4.Million Kisses
二曲目と若干イメージの時代が一緒ですが、
こちらはどちらかといえばニューロマンティック風ですね。
こちらも後半をライブ用に長くしてあります。
歌詞も甘いです。
5.supernovasupaesonique(The 21st Century Hi-NRG Mix 2012)
疾走感オンリーの曲。ボコーダーが唄ってますが
ライブでは生歌をいつも乗せてシャウトしてます。
ヘビーなギターとかも合わせて演りたいですね。

全般的に言えることですが、全曲今回のイベント用に細かく手直しをしました。
私はライブ毎にアレンジを変え続けて行くのが悪い癖なのです。


【機材解説】
サウンド関連だけですが。
DAWホスト:FL Studio 10
もう10年以上付き合いのあるホストです。
これが自分にとって仕事が速いので愛用してます。

今回の鍵盤はTEISCO Synthesizer 100F
M-AUDIO Venomをチョイス。
かくして私が初めて買った製品と
一番最新の製品という組み合わせになりました。

EFXはZOOMのマルチにてパンディレイ、
それからBehringerのラウドネス・マキシマイザー・エンハンサー 
を鍵盤関係だけに使っています。
特にBehringerは音が立ちます。ライブには最適です。

とにかくオムニバスイベントなので機材工夫には苦労しました。
ただこの手のバンドユニットはやはり「機材要塞」を組むことが
醍醐味でもあるので、シンプルにするにはいつも葛藤があります。

【まとめ・あとがき】
私は自分の責任でもありますが、1990年代から2000年初頭まで
まともに自分でイニシアチブをとった音楽活動をしておりません。

2007年くらいより自分を試すつもりで活動を始め、今日にいたるのですが、
それには昨今のPCなどの普及によるのものもありますし、
何かを発信する立場からするといい時代になりました。


だからといってはなんですが、ここ数年のライブなどを含める
音楽活動は非常に意味があり、私ども等にも皆様が目をかけて下さる
と云うのは、本当にこういう事が私の人生の糧であって良かった!
と痛感しています。

本当にそれは大袈裟ではないのです。

音はそれぞれの生き様の映し鏡ですから。

今回のイベントを通して皆様方との出会いと繋がり、
今後も大事にさせて頂きます。
最後までご覧頂きありがとうございました。

さて、次のライブはいつになるんでしょうか。
こうご期待。
それでは、また。

Yaz 拝