2010年4月24日

「花色ひとしずく」あとがき

先ずはこのイベントに関わった皆々様方
真にありがとうございました。

全体的な謝辞は相棒の方が詳しく書いてあるので
わしはその辺は感謝の言葉だけとしたいと思います。

こちらでは曲の説明などを踏まえたコメントとさせていただきます。

まず、我々は体調などがそうそういい時がございません。
その調子と感受性のクロスポイントで何とかいいときに
いいものを産出しています。短い時間の間にということです。
ただ、だいぶエネルギーはいつも使います。
肉体的というよりは、精神力も含むということでしょうか。
なので私が特にそうですが、復活するのに時間がかかりますので
やっとこさ書きます、ほんとうにすいません^^;

では曲紹介と解説にまいりましょう
あくまで主観的な紹介ですが。

【花色ひとしずく/SetList】


1.Pioneers

ライブのイントロも兼ねた新曲です。
最初どう始めるか悩んでましたが中間のリフを作ってから、
冒頭のコーラスワークをつけました。
HylaのVoiceもオーダーどおりで、近未来ロックな味付けとしました。
"We Need New Pioneers"と唄ってます。
ご招聘いただいたMapsさん以下クリエイターの皆様方に
ささげるオマージュです。

2.Instant Sorrow

初期のキラーチューン?です。
それほどエディットしてませんが
エンディングはライブらしくカチッと短めに
リアレンジしました。

3.Ballet Mechanique

某教授のカバーです。
どちらかというとアレンジ的には氏のライブ
"Neo Geo"ツアーのアレンジに近いでしょうか。
Drumsの音はALESISのSR-16です。

4.花色ひとしずく

まぁこのタイトルでいきますか^^;
モチーフをHylaからもらって、こちらでMix、という
手法で今回は作りました、彼女のVoiceもキまっていて
いい感じです。
ちょっとトランス感が過ぎた感じもありますが
最後への盛り上がり上このようになりました。
シンセベースの音は硬さが大事ですが
今回も持ちが良くなるように苦労しました。

5.It's Devide Day by Day

「(人生)日々それぞれ」というような意味の歌です。
まあ難しいこと人生語っても、
結局は繰り返し生きていくというような。
前にも話しましたがだいぶブラコンのイメージが強いので
「黒いYAZROCKETT」と会場で言われました。
要素的にはこういうのもYAZROCKETT、です。

6.New Lights

某黒い縞の方々の結婚式に捧げた、と表向きはなっていた曲。
作成当時、こちらにも新しい命が判明したわけで。
総括的に、これからの新しい命に、
新しい光をという意味合いの曲ですね。
テンポが遅いので、大曲となってしまったが
なるべく飽きが来ないようにアレンジしてます。
今回よりVocalでHylaも参加。
お互いの歌としての主張のバランスが大変でしたが
パンニングとEQでなんとかうまく処理。
ただ私がMixするとどれもYAZROCKETTになります。

7.Hanagasumi(花が澄み)

GIONのフェアウェルのときに作った曲。
全体的にぼわーんとしています。
パッド系は配信すると結構歪みやすくなるので
気を使いました。
中間のアレンジは当時私が気に入っていた方向なので
なんとなくラウンジ系ですね。
リズム隊は南米風味です。

8.Wheel of Fortune

「運命の輪」というタロットの言葉でもある曲
意味は違うがラスベガスのスロットマシーンのヒット作に
このタイトルのマシーンがあるのですよ。
なので、歌は人生と勝負事のダブルミーニングです。
YAZROCKETTの主題の一つでもある「光と闇」を
割と前面に押し出した曲。
オルタネイティブロックな感じでしょうか。

9.洛陽

これもGIONイメージの和風な曲ですが、
聞いていただくとお分かりな用にバックトラックは
ラテン系です。
ハンドクラップは所謂「ソン・クラーベ」とか
そういう方向のものです。
シンセベースが意外と唄ってますね。
私自身としては「ソロパートが狂える曲」です。


本編はここまでです。
以下アンコール。


1.黄桜

主催者サイドのある方から熱烈なリクエストがありましたので
一発目にこれを演りました。
VocalはHylaですがちょっとピッチがケロるようにいじってあります。
アレンジとしてはちょっと散漫ですが、
まぁ最後にちゃんと終われるので、よしということで。

2.河童の川流れ


タイトル意味不明ですが、イメージは急流流れです。
スピード感を大事にしました、後半のアレンジを少々いじりまして
ちょっとだけリフを複雑化しました。
いつもはリアルタイム入力のものをあとでエディットするのですが
今回はそれをさらに切り刻んだという感じ。
いつもはめんどくさいのであまりやりません。
以上2曲はイベント「カッパドキア」からの曲です。

3.Million Kisses

この曲もいつも演ってますが
今回はあまりいつものチューンを演らない、というのが
我々の課題でした。
いつものように喜ばれる曲ばかりやっていると
サービスに徹してしまうわけで、アーティスティックな部分が
損なわれる危機感がこちらにはありました。
なので最大限アレンジをしなおしたり、いつも違ったライブで
臨めるように、このあたりは最大限の努力をしています。
(これがライブ後の呆け、の原因でもありますが。)
なので、またまた冒頭からアレンジ変えました。
ソロパートも長くしました。
最後の曲としては大サービスしたいもので。
ある考えとしては、全て生演奏で録音したいという希望もあるので
そのうちどなたかご指名するかも・・・
まあ、あくまでも予定ですが。


以上私の個人的な曲紹介でした。

また、DAWホストはいつものFL Studio 9ですが
今回からほとんどの動作に対してマルチプロセッサ対応に
なりましたので、作業効率が劇的にUPしました。

いつも何か一つYAZROCKETTが使ってるものをご紹介していますが
今回はこれです。

"4 Front Bass"
http://www.yohng.com/bass.html

これはいろんな曲に使用してます。
そのまま使うことはほとんどありませんがね。
コツとしてはマルチバンドコンプレッサーとコーラス、でしょうか。
あとは弾き方ですね。
先ずはお試しあれ。

長々と最後までごらん頂いてありがとうございます。
私サイドのあとがきは以上です。

感謝を忘れることなく
これからも色々な事に挑戦していきたいと思います。

それではまた^^

0 件のコメント:

コメントを投稿